言語文化教育研究所とは

NPO法人「言語文化教育研究所」では,日本語教育と国語教育を結び,第三の言語文化教育をめざす学習者主体の言語教育理論を展開するとともに,その実践活動の場としての言語学習環境およびその設計について考えています。

ごあいさつ ― 主体性ある「ことばの力」をはぐくむ教育をめざして

NPO法人「言語文化教育研究所」は,“個人が主体性をもって生きることのできる,暮らしやすい社会の実現”に寄与することを目的として設立されました。

言語文化教育研究所では,どのような社会ででも主体性を持って生きていける“ことばの力”をはぐくむ「言語文化教育」を提案し,その普及と発展につとめております。日本語を学習する方々に対しては,自己表現力育成のための「総合活動型言語教育」を,また教える立場の方々に対しては,主体性を重んじた教育実践ができるよう言語文化教育入門講座等を行っています。

「言語文化教育」のネットワーク

「言語文化教育」は,学習者一人一人の「考えていること」を明確にしようと働きかけることから始まります。

学習者の「考えていること」は,教師がマニュアルを用意すれば明確になるようなものではなく,具体的な意味のあるコミュニケーション活動の場を通じて明らかになっていくものです。しかし,有意義なコミュニケーション活動の場とは何か,また,そうした場をどうすれば学習者に提供することができるのか,その答えは必ずしも自明ではありません。

早稲田大学大学院日本語教育研究科言語文化教育研究室では,これまで「言語文化教育」理論と実践の研究成果を残してまいりました。その教育研究の方法論と活動の場を,ひろく言語教育に携わるみなさまと共有しともにはぐくむ,いわば,大学と地域・社会を結ぶ“言語文化教育ネットワーク”,その拠点としてNPO法人「言語文化教育研究所」は設立されました。

以上のような考え方に基づき,言語文化教育研究所では,広く日本語・国語を教える場の人に対して,主体性を重んじた教育実践ができるよう,言語文化教育入門をご用意しております。また,日本語を学習する方に対して,自己表現力育成のための文章表現支援事業等を行っております。

「言語文化教育研究所」は,皆様とともに,「言語文化教育」の研究と実践の場をはぐくんでまいります。

設立代表者 細川 英雄

2004年7月1日