「四季の講演会」は,日本語教育に従事する者が一度は突き当たる根源的な問題である,ことば・文化・教育の課題を毎回とりあげるワークショップ形式の講演会。当研究所代表の細川英雄による問題提起に続いて,受講者のみなさま一人一人とともに,じっくりと議論を重ねます。
日本語教育と国語教育に関心を持つすべての方のご参加をお待ちしております。
今回は,言語教育における「協働」について考えます。戦後の日本語教育の教室活動は,60,70年代からの「何を教えるのか」から,80年代の「どのように教えるのか」を経て,現在は,「なぜ教えるのか」という時代に入りつつあります。
近年,とくに教室における協働が話題になっていますが,その協働とは何かということを問題にします。なぜ協働なのか。協働によって何が変わるのか。この問題は,日本語教育のみにとどまらず,英語教育や国語教育にも深い関係があり,また教育全体の問題としても意味があると思います。
添削と修正の問題は,言語教育における重要な課題です。この添削と修正の問題をめぐって,まず,従来の国語教育と日本語教育それぞれの問題点を指摘します。そして,それを乗り越える方法論として,“インターアクションの方法”を提示し,さらに,その具体例についてお話しします。
あわせて,この話題をめぐる討論を,みなさまとともにワークショップ形式で行い,参加者の交流を図ってまいります。今,言語とその教育に関心を持つ人すべてに開かれた議論の場となるでしょう。
従来の国語教育と日本語教育のそれぞれの問題点を指摘しつつ,それを乗り越える方法論としての「思考と表現の往還」を提示し,その具体例についてお話しします。あわせて,この話題をめぐる討論をワークショップ形式で行い,参加者の交流を図ります。
自分のことばを取り戻すことの意味とその方法について学習の現場に即して具体的に考えてみましょう。それは,母語としての国語と第2言語としての日本語を結びつつ,学習と教育を結ぶ学びの場の創造であり,また,ことばと文化の共生の課題でもあるでしょう。
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