「総合活動型日本語教育」とは何か ― Q&A

細川英雄

はじめに

「総合活動型日本語教育」は,言語文化教育研究室で設計し,早稲田大学日本語研究教育センターの日本語専修課程「総合」として1999年4月から実施している日本語教育プログラムです。

これまで,その理念・方法について,早稲田大学日本語教育学公開講座(土曜講座)や,国際交流基金南アジア日本語教育巡回セミナー等で提示し,細川英雄の著作および論文・報告等でもその詳細を記述してきました。

ただ,“言語学習環境設計”の立場から考案された「総合活動型日本語教育」は,従来の日本語教育の考え方とは趣を異にするため,理解することが難しいというご意見や感想を寄せられることもしばしばです。

そこで,このコーナーでは,今までのご意見・ご質問のおおよそをこちらでまとめ,それに対する細川の考えを述べました。

この質疑応答を読んで,さらに何か言いたい,質問したい,という方がいらっしゃいましたら,ぜひご意見やご質問を,info@gbki.orgより,お寄せいただければ幸いです。折をみて,ご意見等を集約し,この欄を随時更新かつ充実させていきたいと考えていますので,よろしくお願いします。

もくじ

  1. ことばは道具か,自己変容との関係
  2. 学習者のニーズ
  3. 評価はどうするか
  4. ツクラレタ議論なのでは?
  5. 「情報を得る道具としての日本語」も重要なのでは?
  6. 添削・「自分の意見をもつ」
  7. イデオロギィの強制ではないか
  8. 付録:資料